くらもと接骨院BLOG

お子さんの踵(かかと)の痛みについて

 

少年野球をしている、小学5年の息子のチームメイトの友達が踵(かかと)の痛みを訴えていたので簡単に施術をさせてもらいました。

その子の話によると、もうひと月も前から痛みがあって野球の練習の後にいつも痛くなっていたそうです。

ではこの踵(かかと)の痛みの正体とは…。

 

 

 

踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)という病名をご存知でしょうか。

運動の後や、朝起きた時などにかかとの骨の後方に痛みを生じる障害です。

急に強く痛むというよりはジーンとするような慢性の痛みが特徴です。

別名Sever(シーバー)病とも呼ばれていて、10歳前後の活発な男子に多くみられます。

 

原因は?

踵骨にはアキレス腱や足底筋膜が付着しています。

成長期の子供の踵(かかと)の骨端線部分は柔らかい軟骨組織でできて、ランニングやジャンプ動作などの繰り返しから、踵(かかと)の軟骨組織がアキレス腱や足底筋膜によって牽引されることによって先端部に小さな断裂を起こしたり、炎症を発症させたりします。

 

 

一般的には、安静、ストレッチ、患部にスポンジを当てるなどがありますが、根本的な改善にはなかなか繋がりません。

ではどうすれば…。

 

 

それは姿勢です!

それが体の使いに方にとても影響します。

彼の姿勢は腰を無理に反ってしまう傾向にありました。

それが踵に体重をかけやすい要因になり、不安定な姿勢を無理に足で支えようとしながら野球をしていたので、股関節からの捻れが生じて余計に踵に負担がかかっていました。

その為、アキレス腱や足底筋膜の緊張を作っていたと思われます。

そのあたりを整えるように施術した後は、普通に痛みもなく動いていました。

正しい姿勢で踵に負担をかけないようにしていくことが、とても大事です!

ではどのようにしたらよいか…。

まずは立ち方です!

 

注意点は

・足の裏全体に柔らかく体重が乗るように立つ

・足の中ゆび、膝のお皿を正面に向ける

・バンサイをして、手のひらを上に向ける

・なるべく腰が反らないように、手のひらを上 に伸ばしていく

・できるだけ肩、背中の力を抜いて1分ぐらい ジワ~と伸びるように

・これを何回か繰り返しやる

足の裏を全体に柔らかくがポイントです。

立ち方が安定すると体も動かしやすくなりますし、踵への負担もかなり軽減されます。

是非おためしあれ!

肩こり腰痛の方にもおすすめですよ‼

誰かのお役にたてれば幸いです(^^)

動画も張り付けておきますので、参考までに!

 

くらもと接骨院で出来ること!

くらもと接骨院の施術は、体のクセ、使い方からどのよう状況で患部に衝撃が加わり負傷したのかを分析し、根本的な原因を突き止めます。

その分析結果をもとに、根本的な原因を実際に体に触れた時の感覚と合わせて患部にかかっている負担、体への衝撃、捻じれを緩めたり整えたりしながら、体全体のバランスを整える施術をしていきます。

痛みがある程度収まれば「ケガする前より動ける体作り」を目的としたエクササイズも指導していきます。

ケガする事はピンチではなくチャンスです!
くらもと接骨院はピンチをチャンスにかえて早期回復へのお手伝いをさせてもらいます。

症状のきつい方などはくらもと接骨院までご相談下さい!

何かのお役にたてるかもしれません!