くらもと接骨院BLOG

太もも後面(ハムストリング)の肉離れ

 

ハムストリングとはどこの筋肉かというと

太ももの裏の筋肉で半腱様筋、半膜様筋、大腿二等筋の3つからなる筋の事です。

そもそも肉離れとは?

筋肉の収縮動作(曲げ伸ばし)が急激に行われた際、筋肉そのものに
・筋肉の部分断裂
・筋肉の完全断裂
を発症する筋肉の障害です。

体を動かした時に「ブチっ」と音と同時に痛みが増してきます。
痛みの特徴として動くたびに常につりそうな痛みを感じます。

 

医学的には3段階に症状が分けられます。

第1段階=軽度
部分的に小規模の断裂が生じるケースです。
痛みはありますが、自力の歩行が可能な状況
です。

第2段階=中程度
筋繊維の一部断裂で
・筋膜の損傷
・皮下内出血
が発症しているのが通常で自力歩行が難しくなります。

第3段階=重症
かなり重傷の肉離れで筋繊維に部分断裂が深く
発症し、患部を押さえていくと陥没が確認できます。この段階になると自力歩行はほぼ不可能となり、痛みも非常に激しい激痛を伴うようになります。

僕の個人的な意見として、第3段階の肉離れになる事はよっぽどで第1、第2がほとんどような気がします。
損傷度合いも、筋繊維の断裂よりはその表面を覆っている筋膜の損傷の場合が多く、治療のやり方次第で早期に回復します。

 

ではハムストリング(太もも裏の筋肉)の肉離れの改善法について

説明します。

 

ハムストリングでを起こしやすい筋肉として大腿二頭筋があげられます。

大腿二頭筋長頭、短頭に分けられ特に長頭の損傷が多くみられます。

一般的な治療法として

  • アイシング
  • 患部の固定
  • 電気治療
  • マッサージ
  • ストレッチ

などがありまが、どれも患部だけの処置です。

 

ではまず何が大事か?

大事なのは「どのような状況で起こったか」がとても重要です。

歩いていて、走っていて、ジャンプして…
いろんな状況があります。

その際どのような体のクセ、使い方などから患部(肉離れの箇所)にどういった負担がかかり、体にどのような衝撃が加わったのかを分析する事がポイントです。

 

くらもと接骨院で出来ること!

くらもと接骨院の施術は、体のクセ、使い方からどのよう状況で患部に衝撃が加わり負傷したのかを分析し、根本的な原因を突き止めます。

その分析結果をもとに、根本的な原因を実際に体に触れた時の感覚と合わせて患部にかかっている負担、体への衝撃、捻じれを緩めたり整えたりしながら、体全体のバランスを整える施術をしていきます。

そうする事で、患部の回復力は上がります。

ある程度の足がつけるようになれば、ゆっくり無理なく動かす練習もしていきます。

歩き方も患部の足を先に出して、足の裏を全部密着させるように体重をかけ反対の足をすぐに揃えるようにします。


こんな風に。

 

後はうしろ歩きや、横歩きをする事でも重心の位置が安定するので、歩きやすくなります。

無理なく動かしていくのも、早期回復するためのポイントです。

痛みがある程度収まれば「ケガする前より動ける体作り」目的としたエクササイズも指導していきます。

ケガする事はピンチではなくチャンスです!

くらもと接骨院はピンチをチャンスにかえて早期復帰へのお手伝いをさせてもらいます。

症状のきつい方はくらもと接骨院まで何でもご相談下さい。

何かお役にたてるかもしれません!